アーバンエックスリミテッドスタッフの若林です。
今回はチラシ広告の歴史についてご紹介していきます。
「チラシっていつからあるの?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
チラシの起源は江戸時代
チラシの起源として挙げられるのは、江戸時代の「引き札」と呼ばれる紙媒体の広告。
天和3(1683)年、越後屋が呉服の宣伝に「現金安売り掛け値なし」という引き札を出したのが始まりとされています。
語源は「お客を引く」「引きつける」から来ているなど、諸説あり。
明和6年(1769年)になると、平賀源内が知人の依頼で「歯磨き粉の引き札」を作ったのが話題になり、引き札が広告として有名になりました。
こういった歴史から「引き札」は広告手段やキャッチコピーの先駆けとなり、近代広告の歴史は江戸時代から始まったとの説が濃厚です。
「チラシ」として大正時代に広く普及
その後も引き札は明治時代まで続き、
・蕎麦、せんべい、饅頭などの食物
・帽子、シャツなどの衣類
・その他タバコ、文房具など
などの様々な商品が宣伝され続けます。
明治時代の文明開化に伴う印刷技術の発展により、色鮮やかな引き札も増えていったそうです。
そして大正時代には新聞の普及に伴い、引き札は折り込み広告として使われるようになりました。
同時に全国的に「チラシ」と呼ばれるようになり、現在に至ります。
ちなみにチラシの語源は、大阪で引き札を撒き散らすように配られていたことから来ているそうです。
そのほかのチラシに関する歴史
なお、現存する世界最古のチラシとして、ロンドンの大英博物館に保存されている、パピルス紙に手書きで書かれた広告が挙げられます。
こちらは古代エジプトのテーベ遺跡から発掘され、紀元前2000年頃のものと推定されています。
内容は行方不明者の情報提供を求めるもので、「見つけ出したものには褒美をあげる」といった記載がされていたそうです。
まとめ
今回はチラシ広告の歴史について紹介しました。
日本でのチラシの歴史は江戸時代からで最初は「引き札」と呼ばれていましたが、明治時代の印刷技術の発達、大正時代の新聞文化の普及を経て、現在の「チラシ」となっています。
江戸時代からと聞くと歴史が長いように感じますが、世界最古のチラシはなんと紀元前2000年前まで遡るとのことで、ビックリですよね。
チラシはこれだけ長い歴史がある広告手段で、世界中で広く使われ続けてきました。
WEB広告を活用する企業も増えていますが、今でもチラシ広告ならではのメリットは様々です。
弊社アーバンエックスリミテッドはポスティング事業を行っておりますので、チラシ配布を効果的にしたい企業様はぜひご相談くださいね。